2007年6月28日木曜日

V-synth コントロールの仕方 第二回

まず、行ったのがV-synth自体の設定。

「各モードに共通の設定をする」
システムモードです

行ったものは以下

① MIDI/USB
1- ClockSourceの設定

これはLFOの周期や、マルチエフェクトの変化をクロックに合わせます
設定の選択肢としては
INT:パッチテンポに合わせる
MIDI:外部のMIDIのクロックに合わせる
USBMIDI:外部のUSB MIDIのクロックに合わせる

今回はMIDIインターフェースを通して
SONARにつなげているのでMIDIを選択

2- RxPC、RXBank、RxSys-EX

今回は全部ONにしました。
というのもすべてをコントロールということで
司令塔であるSONARからのものを受け入れてもらおうかと。
不都合であればチェックをはずす予定です

3- TxEdit

今回からこれをONにしてみました。
説明書には
「パッチの設定を変更した場合、その設定を
システムエクスクルーシブ・メッセージとして
送信するか(ON)送信しないか(OFF)を設定します」
と書いてあります。
ちんぷんかんです・・・。

そこで

【システムエクスクルーシブとは何か】

「システムエクスクルーシブ(以後sysx)とは音源に送信する情報ですmidiファイルに組み込むことで音源に指定した動作を行わせますその情報が扱うものは様々で、「音源をリセット」したり「エフェクトをかける」などmidiファイルが更に楽しめるものになります


ということで

【sysxが絶対に必要になる理由は】

「なぜsysxが必要かは、ソフト音源を使用してmidiを再生されている方には不具合を体験することがないので分からないと思いますが外部のmidi音源を使用している人ならば、その大切さが分かると思います例えば、AというmidiファイルとBというmidiファイルを順番に再生したとしましょうBにsysxの「システムリセット」が組み込まれていない場合どのようになるのでしょう?Aの曲の中でエクスプレッション(音量)を用い曲をフェードアウトしているとします続けてBを再生すると、フェードアウトさせたトラックのエクスプレッションが下がったままの状態でBが再生されて、Bが本来の設定音を出してくれませんでは、Bに「システムリセット」を組み込んだとしましょうAの曲がフェイドアウトしても、Bの再生が始まる前にシステムリセットを送信するため外部音源は初期状態にリセットされますそのため、Bはなんら問題なく再生されます」

【sysxとはどんなもの?】

sysxとは見た目には何のことかさっぱり分からない暗号のようなものです例えばRoland社の規格「GS」音源をリセットするsysxを見てみましょうF0 41 10 42 12 40 00 7F 00 41 F7これがsysxメッセージですF0から始まり、F7で終わるこの暗号のようなメッセージを変える事で様々な動作を音源に送信するのです

【sysxの暗号のようなメッセージはすべて覚えないといけないの?】

sysxメッセージはエフェクトの送信値を1上下させるだけでも変わりますそれを考えると、とてもじゃありませんが覚えきれるものじゃありません実際に私は1種類も覚えていません(笑)ではどうしたらこのメッセージを導き出せるのでしょうか?答えは外部音源の説明書にあります巻末に、訳のわからない細かい情報が書かれている中に様々なsysxメッセージの基本情報が書かれていますその基本情報を元に、数値を自分で計算してメッセージが出来上がりますはっきり言って面倒です(笑)その為に、その計算を自動でしてくれるソフトウェアが存在します例えば当サイトでも一つ紹介しているのがGS Advanced Editorですまた、シーケンサーによっては、自動的に計算して自動的に組み込んでくれるものもあるようです

参考:http://eiji.obi.ne.jp/

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